にこさくマルシェ

笑顔が花咲く、にこさくマルシェ
川又さん、はらまきにゃんこさん
「笑顔が花咲く場所」を目指した地域密着型のハンドメイドマルシェです。主催の川端さん自身の「何かを始めたい」「好きなことを届けたい」という気持ちから生まれ、子育てと両立しながら一歩ずつ歩んできました。
初心者でも安心して参加でき、地域を盛り上げる拠点として、ハンドメイド作品の魅力を伝えることはもちろん、来場者1人ひとりに「また来たい」と思ってもらえるような、温かな場所をつくっています。
URL:InstagramMap:遊ぶ・観光
- ハンドメイド
- マルシェ
- 鹿島市
Q.「にこさくマルシェ」という名前の由来と、マルシェを始めようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
「にこさくマルシェ」には、「笑顔が花咲く」という意味が込められています。
最初のきっかけは、マルシェってどんなものか、自分でやってみたいという純粋な好奇心でした。
5年前はまだ地域にマルシェ自体が少なかった頃で、コロナ禍が落ち着きかけたタイミングだったんです。
その中で、ハンドメイドを中心にしたイベントを立ち上げようと考えました。
自分自身がハンドメイド好きということもあり、作家さんたちの魅力ある作品をもっと広める場を作りたかった、というのが大きいですね。
Q.ハンドメイドが好きという気持ちが原点だったからこそ、マルシェが誕生したんですね。
ハンドメイドへの強いこだわりはどこから来ているのでしょうか?
1番のきっかけは、第一子を出産した後です。子どもが寝ている時間にふと「なにかしたい」と思って始めたのがハンドメイドでした。
当初はアクセサリー作りから始めて、徐々にバッグや布小物などにも広がっていきました。
自分が作るだけでなく、他の作家さんのオリジナル商品を見ることで刺激を受け、「こんな世界があるんだ」とどんどん引き込まれていったんです。


Q.鹿島という地元にこだわってマルシェを展開している理由は何なのでしょうか?
正直に言うと、最初は別の市で活動を始めたんですが、鹿島市はすごく協力的で、市役所や地元の方たちが「こうやるといいよ」と情報をたくさんくれました。
イオンとのつながりもできて、市としても応援してくれる雰囲気が強くて。それがきっかけで鹿島を中心にやるようになったんです。
Q.鹿島の人々のあたたかいサポートがあったからこそ、現在の形があるのですね。そんな中で、出展者の方との繋がりやリピートの多さも「にこさくマルシェ」さんの魅力だと思うのですが、その理由はどう感じていらっしゃいますか?
1番言っていただけるのは、「めちゃくちゃ手伝ってくれるから」ですね。
タープを立てたり、荷物を運んだりと、うちの夫や息子たちが率先してサポートしてくれていて、出展者さんが出店準備に集中できるようになってるんです。
そういう心遣いがリピーターを増やしてるのかもしれません。
作家さん同士も和気あいあいとしていて、雰囲気がいいとも言ってもらえます。

Q.来場者の方との印象に残るエピソードや嬉しかった出来事はありますか?
スタンプラリーを楽しんで参加してくださる方が多いのが嬉しいですね。
500円ごとにシールを集める形式なんですが、お子さんから大人まで「集めるのが楽しい!」って言ってくれてます。
それだけでなく、「次はいつですか?」って聞かれることも増えて、少しずつですが、定着してきたなと感じています。
Q.少しずつ地域に根付いているという実感があるんですね。初めてマルシェに来る方や、マルシェ初心者の方でも楽しめるような工夫もされていますか?
入りやすさを意識しています。
イオンの敷地内で開催するので、買い物ついでに立ち寄れるようにしていたり、屋外開催で「なんかやってる」と自然と気づいてもらえるようにしています。
入り口を決めず、どこからでも入れる構造にしているのも気軽さの1つかなとおもいます。
できるだけ多くの人が「また来たいな」と思えるように心がけています。

Q.そういった工夫があると、ふらっと立ち寄れるマルシェになりますね。「にこさくマルシェ」さんをもっと多くの人に知ってもらうために、取り組んでいることはありますか?
Instagramでの広告配信や、ポスター・チラシ配布は継続していますが、正直まだまだ改善の余地はあります。
SNSの活用方法も学ぶ途中で、X(旧Twitter)などももっと使いこなしていきたいと思っています。
あとはLINE公式アカウントの運用や、来場者さんとの繋がり強化にも今後力を入れたいです。
Q.これからニコサクマルシェに初出展したいという作家さんに向けて、アドバイスがあればお願いします。
とにかく「遠慮せず、相談して!」ですね。
初めてで不安なこと、準備や値付け、当日の流れなど、分からないことは何でも聞いてもらえれば、全力でサポートします。
会場設営の手伝いから、ちょっとしたアドバイスまで、家族みんなで動いているので安心してもらえたら嬉しいです。
Q.では最後に「にこさくマルシェ」さんに関わるすべての人たちへ、改めてメッセージをお願いします。
「楽しく、笑顔で」。名前の通り、笑顔が花咲く場所にしたいんです。出展者さんも、来場者さんも、みんなが「来てよかった」と思えるマルシェでありたい。
そしてまだまだ成長段階なので、もっと良くしていきたい気持ちは強く持っています。
一緒に笑顔を咲かせましょう!
川又さん、はらまきにゃんこさん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!