鉄板焼 次郎

鉄板焼 次郎

旅と食、鉄板でつながる。神栖横丁で1番楽しい夜を

やすたかさん

お客様に、“楽しんでいただくこと”をすべての中心に置いたお店です。どうすればもっと楽しんでもらえるかを日々考え、接客や料理、空間も含めて最高の時間を提供したいという気持ちで運営しています。
店主夫婦の独創的なメニューたちは、どれも全国をめぐる旅の中から生まれたものです。地域に根差しつつ、全国の人にも喜ばれる「横丁で一番楽しい店」を目指して、今日も神栖で鉄板を囲んでいます。

URL:InstagramMap:飲食

  • 鉄板焼き
  • ジンギスカン
  • 神栖横丁

Q.まず、「鉄板焼 次郎」をオープンされた背景について教えていただけますか?

もともとは「焼肉道場」という焼肉屋からスタートしました。その後、グループでイタリアンレストランも展開しており、僕と妻もその中で働いていました。
沖縄や新潟にもお店を出しながら、神栖横丁に出店することになったのは、オーナーの飯田さんと友人関係にあったことがきっかけです。

コロナ禍で飲食業界が苦境に立たされていた中で「一緒に何かやろう」と話が進み、自然と「鉄板焼 次郎」をオープンする流れになりました。
横丁自体が地域の活性化を目指す取り組みだったこともあり、その一環として参加しました。

Q.仲間とのつながりから自然と始まったというのが素敵です。実際に神栖横丁という場所で営業される中で、この地域ならではの特徴はどういったところに感じますか?

神栖は駅もなく観光地って感じでもないんですが、鹿島の臨海工業地帯が近くて、出張や転勤で来られる方がとにかく多いです。
横丁に来られるお客様も6〜7割がそういったビジネスユースの方で、地元の方や観光で来られる方が残り2〜3割くらい。
長期で滞在される方もいて、前任の方からの口コミなどで「○○さんから聞いて来ました」っていうパターンもよくあります。

Q.特に印象的だったお客様とのエピソードはありますか?

アントラーズのサポーターの方々ですね。九州や北海道、山口からなど、試合のついでに来てくださる方も多いんですよ。
「ここがいいって聞いて」とおっしゃってくださるのが本当に嬉しくて、みなさんすごく楽しんでくれているのが伝わってきます。

お店で飲みながらいろいろ話をすることも多いので、距離が近く感じられるのもこの場所の魅力ですね。試合前後に寄ってくださると、お互いに盛り上がったり、情報交換ができて本当に楽しい時間になります。

Q.その距離の近さはお店の雰囲気にも表れていますよね。実際、お店を運営する上で大事にされていることはどんなことですか?

とにかく、お客さんに楽しんでもらうことだけです。スタッフにも「悩んだらお客さんが楽しんでくれる方を選んで」と伝えています。
例えばドリンクの濃さもお客様の希望があればそれに合わせるし、鉄板を囲んで会話をしながら食事をしていただけるような、そんな空間づくりを意識しています。
妻とツーリングをしながら全国のいろんな味を楽しんで、その経験を横丁に持ち帰って形にする、そんなやり方が自分たちらしいと思っています。

Q.看板メニューのジンギスカンにはどんなこだわりがあるのでしょうか?

実はオープン当初、ジンギスカンはメニューに入っていなかったんです。
でもコロナ禍で時間があったときに妻と北海道にツーリングに行って、そこで食べたジンギスカンがすごくおいしくて、この味を神栖で出せたら面白いんじゃないかと思ったんです。
それから半年くらいかけて試行錯誤して、ようやく今のジンギスカンにたどり着きました。

良質なラム肉を使い、焼き加減にもこだわり、ジンギスカンならではの風味を最大限引き出せるようにしています。
お客様が食べたときに「また食べたい」と思ってもらえるような味に仕上げたかったので、時間をかけて完成した今の味を大切にしています。

Q.旅で得た体験がそのままお店の味になっているんですね。ジンギスカン以外にも、グリーンカレーもんじゃ、しそ明太もんじゃなど、ユニークなメニューが多いですよね。

しそは、たまたま仕入れたときに試しに入れてみたらおいしくて、そのまま定番化しました(笑)。
グリーンカレーもんじゃは、東京にあるもんじゃ屋さんで食べた味が忘れられなくて、そこのオーナーにお願いしてレシピを教えてもらったんです。、そのベースを参考にしつつ、うち流にアレンジしています。
お客様からも好評で、明太や海鮮との組み合わせでいろんな楽しみ方ができるので、常連さんの中にも特にお気に入りの方が多いですね。

Q.自由な発想と人とのつながりが、メニューにも反映されているんですね。今後チャレンジしたいことや、新たな展開があれば教えてください。

今やっているのは、17時から19時までの2時間、全ドリンクを半額にするサービスです。
これはもう半年以上続けていて、かなりお客様の反応も良くて。単にお酒を飲んで帰るだけじゃなくて、その流れでジンギスカンや他のちょっと贅沢なメニューも楽しんでもらえるようになりました。

今後も旅先で見つけた面白い食材やメニューを取り入れていきつつ、お客様にもっと楽しんでいただくための工夫を追求していこうと思っています。

Q.最後に、「鉄板焼 次郎」にまだ訪れたことのない方へメッセージをお願いします。

まず言えるのは、「間違いなく楽しいお店だ」ということです。来てくださったお客様には、全力で楽しんで帰っていただけるように全力を尽くしています。
特にアントラーズのサポーターの方には、試合の前後に寄っていただけたら、もっと楽しい時間になると思います。
横丁の中でも、1番楽しいと思っていただけるようなお店を目指していますので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。

– お店のおすすめ商品 – 

地元・香島可楽さんのクラフトコーラの翆ジン割をいただきました!
口にした瞬間、香りがとても良くて、すっきりとした飲みやすさが広がりました。レモンの爽やかさとスパイスの香りが絶妙に調和していて、心地よい余韻が残ります。
さらに、翆ジンを加えることで香りが一層引き立ち、すっきりとした華やかさを感じました。

アルコールが苦手な方にもノンアルで提供していただけるので、誰でも楽しめる贅沢なペアリング。
飲んでいるだけでワクワクするような味わいで、何度でも飲みたくなる、まさに癖になる1杯だと思いました。地元の良い商品を使ったこのメニューは、ぜひ試していただきたいおすすめです。

やすたかさん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

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