個別指導指導塾 study plus+
家でも続く学びの習慣を
関内 泰和さん
個別指導指導塾 study plus+は、鹿嶋市に根ざした個別指導塾です。学校と塾での豊富な経験をもとに、1人ひとりに寄り添いながら学習をサポートしています。
やる気を引き出すことを第一に考え、ICT教材と個別指導を組み合わせて、苦手克服から成績向上までを実現。勉強に悩んだときに「まず相談したい」と思える存在を目指しています。
URL:InstagramMap:暮らす
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Q.個別指導指導塾 study plus+を開いた経緯ついて教えてください。
これまで約20年間、学校や塾で子どもたちに関わってきました。学校でも塾でも、それぞれの良さと制約があります。
大人数の授業だと、どうしてもついていけない子が出てきてしまう。塾で働いていたときも、自分が本当に教えたい内容を十分に伝えられないもどかしさを感じていました。
だからこそ「自分の理想とする教育を形にするには、自分で塾を開くしかない」と思ったんです。
2人で目が届く範囲の生徒をしっかり見て、1人ひとりに合わせた指導ができる環境をつくりたい。それが今の塾運営の基盤になっています。
Q.教員や塾講師時代に出会った生徒さんで、特に印象に残っているエピソードはありますか。
今でも連絡をくれる生徒がいるんです。
中学生の頃に教えていた子が「先生のおかげで大学に進学できました」とか「就職して今こういう仕事をしています」と報告してくれる。それを聞くと、本当にやってきてよかったと感じます。
子どもたちが成長して社会で活躍している姿を知れるのは、教師冥利に尽きますね。


Q.鹿嶋市に塾を開くことを選ばれたのはなぜでしょうか。
1番の理由は、妻の実家が鹿嶋市にあったことです。そして、この場所にはもともと別の塾が入っていて、事業承継の仕組みを通じてご縁がつながりました。
立地もよく、前の塾があった場所をそのまま引き継ぐ環境だったので、ここで新しく始めることにしました。
Q.開校にあたり、地域の方や保護者の方と接する中で、どのような声やニーズを感じましたか。
正直に言うと、準備期間がほとんどなくて、オープンと同時進行で整えていったんです。その中で感じたのは、地域によって教育に対する考え方や熱量が本当に違うということ。
進学への意識や保護者の考え方も、元々いた宇都宮とは大きく異なりました。
だからこそ、鹿嶋に根づく塾として少しずつ信頼を積み上げていくことが大切だと感じています。

Q.土地柄を活かして取り組まれているのですね。鹿嶋市の子どもたちやご家庭にとって、個別指導指導塾 study plus+はどんな存在になってほしいと考えていますか。
「勉強で困ったらまず行こう」と思ってもらえる場所になりたいです。
やる気が出ない、勉強のやり方がわからない、成績が伸びない、そういった悩みはどの家庭にもありますよね。
経済的な事情も含めて、それぞれのニーズに応えられる柔軟な塾でありたい。1度相談してもらえれば、学校や塾での経験を活かして一緒に解決策を考えます。
地域に密着しながら、頼れる存在になれたらと思っています。
Q.5教科を自由に選べる仕組みを取り入れられたとのことですが、その工夫にはどんな理由があるのでしょうか。
個別指導だと「5教科全部やりたいけど料金が高くなるから通えない」という声がありますし、集団授業だと「全教科見てもらえるけど、うちの子に十分時間を割いてもらえない」という不満もあります。
そこで、個別の良さを残しつつ、科目も柔軟に選べる仕組みを作りました。
文系と理系で私たちが分担して教えることができるので、その子の苦手や得意に合わせてバランスよく学べるのが特徴です。

Q.その際に活用されているICT教材についても教えていただけますか。
「天神」という教材を導入しています。小学生から中学生まで、5教科を自分のペースで学習できるシステムです。
解説動画を見たあとに練習問題を解き、間違えた問題は自動的に記録され、苦手分野だけを集中的に繰り返し練習できるのが強みです。
子ども自身が主体的に学べる仕組みになっていて、私たちはそれをサポートする形で指導しています。
Q.実際の指導で1番大切にされていることは何でしょうか。
子どもが「やる気になるかどうか」です。
塾で頑張っても、家に帰ってやらなければ成果は出ません。だから、できたらしっかり褒める、目標を一緒に決めるなど、前向きな気持ちを引き出すことを1番大事にしています。
学力だけでなく「頑張ってみよう」と思える気持ちを育てることが、成績向上につながると考えています。
Q.保護者や生徒さんからはどんな反応や声をいただいていますか。
「今まで勉強しなかった子が机に向かうようになった」「テストで解けなかった問題が解けるようになった」という声をいただいたときは本当にうれしいですね。
できなかったことができるようになる。その変化を一緒に喜べるのは、指導者として何よりのやりがいです。
Q.学習面だけでなく、生徒さんとの日常的な関わりも大切にされていると感じます。勉強以外で意識されていることはありますか。
生徒の学校行事や部活の発表を見に行くことがあります。例えば文化祭でダンスを披露する生徒がいて、実際に足を運んで応援しました。
そのときの喜ぶ顔は忘れられません。
勉強している姿とは違う一面を知れることで、お互いの信頼も深まりますし、塾自体もよりアットホームな雰囲気になると感じています。
これからも、生徒との関わりを大切にしながら、二人三脚で歩んでいきたいです。
関内 泰和さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!