焼きもの屋 旬喰

北海道×茨城の素材が語る「本当のうまさ」を一皿に。地元で「旬」を喰らう場所
店長
旬喰は「旬のものを一番いい状態で食べてもらいたい」という思いから生まれた焼きもの屋です。北海道キタウシリ牛をはじめ、茨城県鹿島灘の魚介や地元の野菜など、身体にやさしく栄養豊かな食材を厳選。
仕入れは漁師さんや卸業者との信頼関係で成り立ち、素材の魅力を最大限に引き出すために、毎日変化するメニューでお迎えしています。
「ここに来たら、うまいものがある。」そんな信頼を地域で築いていくお店でありたいと思っています。
URL:ホームページMap:飲食
- 旬の食材
- 鮮度重視
- 北海道キタウシリ牛
Q.店長さんが飲食業に携わるようになったきっかけについて教えてください。
最初は今の会社で居酒屋の「満族」を3年間やっていました。
お店をやっていく中で、もっと違う角度で食に関われることもしたいと思うようになって。その頃、ちょうど斜め向かいの焼肉屋さんが閉店するタイミングがあって、店舗も空いたんです。
そこで「旬喰(しゅんくう)」として新しい形でやってみようという流れになりました。
Q.なるほど、満族の経験があったから「旬喰」が生まれたんですね。そんな「旬喰」を立ち上げた背景にはどんな思いがあったのでしょうか?
1番大きかったのは「キタウシリ」のお肉との出会いですね。
満族で取り扱ってみたら、脂のしつこさがなくて、しかも高たんぱくでミネラルも豊富。これをメインにした焼きもの屋をやりたいと思うようになっていきました。
店舗もタイミングよく空いて、自然な流れで始まった感じです。


Q.そのこだわりの食材に関して、産地や鮮度についてはどのような工夫をされているのでしょうか?
お肉に関しては、卸業者さんからほぼ直接仕入れています。中間のやり取りがない分、すごく新鮮ですし、必要なときに必要な分だけ届くんです。
魚介は地元の漁師さんと直接やり取りしていて、良いものが入ったらすぐに連絡をもらえる関係になっています。
だからこそ、素材本来の味を一番良い状態で提供できるようになっています。
Q.では、「旬喰」という店名にはどんな意味が込められているのでしょうか?
店名の「旬喰」は、まさに「旬のものを喰らう」という意味です。
魚も野菜も、季節や日によって状態が違うので、そのとき一番良いものをお出しすることを意識しています。例えば、魚は仕入れたその日に一番合う調理法を選んで、お通しからきちんと作るようにしています。
来てくださる方の年齢層や好みにも合わせて、メニューも柔軟に変えています。

Q.お客様ごとに合わせたメニュー作りをされる中で、特に北海道キタウシリ産のお肉の魅力とは何でしょうか?
キタウシリは、抗生物質や成長ホルモンを使っていない健康なお肉なんです。脂っぽくないのに旨味があって、食べた後も重くない。
うち以外では、都内に1店舗あるくらいで、この辺ではまず出しているところがないんです。
実際に北海道出身のお客様にも「これはうまい」と言ってもらえたのが嬉しかったですね。
遠方からのお客様や、身体に気を遣うようなアスリートの方にもよく来ていただいています。
Q.そんな「旬喰」を訪れるお客様には、どんな体験をしてほしいと考えていますか?
まずは気軽に来てもらいたいですね。「子どもがうるさくないかな…」と気にされる親御さんも多いですが、うちは全然気にしません。
明るくて温かい空気のお店を目指しているので、家族でも、お1人でも、ちょっとしたご褒美のように来てもらえたら嬉しいです。
旬の味を通じて、日常の中で「うまいね」「楽しかったね」と感じてもらえる場でありたいです。

Q.そうしたお店の雰囲気づくりが、お客様にとっても安心につながっているのですね。では最後に、この記事を読んでくださっている方にメッセージをお願いします。
もし「ちょっと気になるな」と思ってもらえたら、まずは一度来てみてください。格式張った感じではなく、友達の家に遊びに来るような感覚でOKです。
旬の素材を一番いい形で食べてもらえるように、毎日試行錯誤しながらやっています。
食べた人が笑顔になってくれたら、それが1番の喜びですね。
店長、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!