サカエクラブ

イギリス風の隠れ家で音楽とお酒を楽しむ、心ほどける時間を
遠藤栄さん
音楽を愛する人たちが集まり、バンドで使う楽器を手ぶらで体験できたり、カラオケで歌を楽しんだりと、思い立ったらすぐ音楽を楽しめる場所でありたい。すべての音楽好きの方に気軽に来ていただける「ミュージックオアシス」を目指しています。
手ぶらでセッション、思い立ったらすぐ音楽!そんな気軽さで、一歩を踏み出せるきっかけになれれば嬉しいです。
URL:InstagramMap:暮らす
- ミュージックオアシス
- 手ぶら音楽初心者歓迎
- プロ仕様音響
Q.お店を始められたきっかけについて教えてください。
バンド活動を約30年続けてきて、ライブもよくやっていました。
ただコロナ禍でやれる場所が減ってしまったり、アルコール提供が難しくなったことで、演奏の機会が減っていったんです。
またバンド活動を続ける中で、音楽が好きな人たちが集まれる場所が必要だなとずっと思っていました。
ライブハウスやカラオケスナックはあるけど、どちらもできるお店ってなかなかないんですよ。だから「演奏も歌も楽しめる場所を作りたい」という思いが強かったんです。
そんな状況の中でコロナ禍がやってきたので「自分でお店を持ちたい」と思い始めました。サラリーマン生活もしていましたが、定年まで待つより早めにやったほうがいいと思い、59歳で始めました。
Q.その「どちらもできる場所」を実現するために工夫されたことはありますか?
まず音響にはかなりこだわりました。普通のカラオケ機材ではなく、プロ仕様の音響設備を入れて、カラオケもライブも良い音で楽しめるようにしています。
あと「手ぶらでセッションできるお店」ということで、ギターやベース、ドラム、キーボード、アンプなどの楽器類も揃えています。初心者の方でも楽しんでいただけるようにしていますよ。


Q.特にお客様との嬉しかったエピソードはありますか?
オープンしたときの「こけら落とし」で、東京で活躍しているビートルズのプロの方々を呼んで、一緒に演奏したことが1番の思い出ですね。
日本のポールマッカートニーと呼ばれる方ともご縁があって、新しい出会いがたくさん生まれました。
これがやりたかったことだなと実感しました。
Q.今後は、そういった音楽イベントや地域とのコラボも積極的に考えていますか?
はい、ぜひやりたいと思っています。今もフラダンスのチームや年配のバンドの方が来てくださっているので、そういう方々と一緒にイベントを企画したり、地域の音楽好きの人たちが気軽に集まれる場としてやっていきたいです。
告知はインスタやSNSでやっていますので、ぜひチェックしていただけたら嬉しいです。

Q.お店の雰囲気作りで特にこだわっているところはどこでしょうか?
ビートルズが好きなので、内装はイギリス風のバーのような雰囲気を目指しています。
設備のこだわりは、やはり「音響」と「防音」ですね。かなり費用をかけて整えました。
天井も防音仕様ですが、建築基準法の関係で窓をつけなければいけないので、多少の音漏れは避けられないんです。でも、できる限りいい音で音楽を楽しんでもらえるようにしています。
Q.この場所は地域の人たちにとってどんな存在でありたいと考えていますか?
そんな大それたことは言えませんが、音楽が好きな方やお酒を楽しみたい方が、気軽に来ていただける「近所でちょっと行けるお店」でありたいです。
お酒も音楽も、肩ひじ張らずに楽しめる場所になればと思っています。

Q.最後に、お店に興味を持ってくださった方、来店を考えている方にメッセージをお願いします。
音楽好きな方、手ぶらでも、楽器を持ってきても大歓迎です。演奏してもいいし、歌ってもいいし、もちろん飲むだけでもOKです。
みんなで音楽を楽しんで、気軽に笑顔で帰れるような場所でありたいと思っています。
ぜひ1度遊びに来てください!
遠藤栄さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!