おおつき接骨院

整えるのは「痛み」じゃなく「体の土台」
大槻整骨院 大槻重信さん
日常に潜む小さな違和感を見逃さず、ケガや痛みを未然に防ぐ。私たちが目指すのは、単なる「治療」ではなく「予防」と「習慣づくり」です。子育て中のお母さんも、スポーツを頑張る学生さんも、働くお父さんも、誰もが気軽に相談できる「町の保健室」のような存在でありたい。そんな思いを込めて、鹿嶋のこの場所で8年間施術を続けてきました。
これからも、地域に根ざした健康のパートナーとして、ひとりひとりの「動けるカラダ」を支えていきます。
URL:ホームページMap:健康/美容
- 痛み予防
- セルフケア指導
- フォームソティックス
Q.まずは、施術の道に進まれたきっかけについて教えてください。
小学校1年生の頃から柔道を続けていたんですが、高校生の時にケガをしてお世話になった先生から接骨院という道を教えてもらったのが大きなきっかけです。
もともと、小さい頃から何かお店を持てるような仕事がしたいという思いがあって、その延長線上で「これだ」と思えたのがこの仕事でした。
柔道はケガが多い競技なので、自分自身が治療を受ける中で「こういう仕事もあるんだ」と知ったことも、この道を選んだ理由のひとつになっています。
Q.実際に施術をする中で感じるやりがいや魅力はどんなところにありますか?
やっぱり患者さんが「楽になった」「前より調子がいい」と笑顔で帰っていかれる瞬間ですね。
最初は痛みで不安そうだった方が、体が変わって前向きな表情になると、自分のやっていることが人の役に立っていると実感できます。
それに、ただ施術するだけでなく、その人の生活に合わせてセルフケアや運動の提案をしていくことで、より深く関われるのもこの仕事の魅力だと感じています。


Q.「体づくり」にも関わる施術について、特に意識されているポイントはどんなところですか?
痛みが出てから治療するのではなく、そもそも痛みが出にくい体をつくることを重視しています。痛みが出るということ自体がストレスになりますし、生活の質も下がってしまうので。
たとえば、歩き方に癖があればそこを修正したり、筋力が不足していればトレーニングの提案をしたり。治ったあとに再発しないよう、患者さんそれぞれに合わせて日常の中でできることをアドバイスしています。
Q.具体的にはどのように対応されていますか?
その方のライフスタイルや時間の余裕、運動経験などを踏まえて内容を調整しています。
たとえば「忙しくて時間が取れない」という方には、1日1分だけでもできるメニューを提案しますし、余裕のある方にはより細かいトレーニングも紹介しています。大事なのは患者さん自身が自分の体を理解し、続けられるかどうか。無理なく継続できることが、結果として大きな変化につながると考えています。

Q.導入された超音波画像観察(エコー)はどのように活用されていますか?
目に見えることで、患者さん自身の理解が深まります。
例えば「ここが炎症しています」と口で説明するだけではイメージしづらいことも、画像で見ると納得されやすいですし、必要な施術にも前向きに取り組んでもらえるようになります。
僕たち施術者はあくまでサポートする立場で、実際に治していくのは患者さん自身。その自覚を持ってもらうためにも、エコーはとても有効なツールです。
Q.交通事故の施術では、どのようなことを意識されていますか?
交通事故は予期せぬ出来事なので、身体的なケガだけでなく精神的にも不安を抱えている方が多いです。
そのため、まずは「ここでしっかり対応してもらえる」と安心してもらうことを大切にしています。
痛みと不安は密接に関わっていて、不安が強いと症状が長引くこともあります。だからこそ、施術だけでなく丁寧な対話も含めて、心のケアも意識しています。

Q.フォームソティックス・メディカルというインソールを導入されていますが、特徴や導入の理由を教えてください。
フォームソティックス・メディカルは、体全体を支える足をケアするためのものです。
足を正しい位置に導くことで、膝や腰といった他の部位の不調を改善・予防できるという考え方に共感したのが導入のきっかけです。
フォームソティックスは、履いていくうちに自分の足にフィットしていく構造で、土踏まずとかかとをしっかりサポートします。
特にスポーツをする方や、歩行に不安がある方にはおすすめしています。
Q.実際にインソールを使われた方の中で、特に効果を実感されたケースがあれば教えてください。
スポーツをしている学生さんで、インソールを使い始めてからケガが減ったというケースがあります。
パフォーマンスが上がったという話も聞いていますし「歩きやすくなった」「気持ちがいい」と感じる方も多いです。
もちろん価格は安くはありませんが、その分、日常の動作が変わったり、活動量が増えたりと、体感的なメリットは大きいと思います。
Q.地域に根ざした活動として、鹿嶋市のイベントに救護スタッフとして参加されているそうですね。
はい。毎年、鹿嶋市のフットサル大会や駅伝大会で、けが人が出た際の救護を担当させていただいています。
地元出身ということもあり、地域とのつながりは大事にしたいという気持ちが強いですね。
施術所としてだけでなく、地域の安心に少しでも貢献できればという思いで、今後もこういった活動は続けていきたいです。
Q.最後に、これから来院を考えている方へメッセージをお願いします。
体にちょっとした違和感があったり、なんとなく不調を感じていたら「こんなことで行っていいのかな」と思わず、気軽に相談してもらえたら嬉しいです。
うちは決して敷居が高い場所ではありません。
まずは1度来ていただいて、話をするところからでも構いません。なにかしらお手伝いできることがあれば、しっかりサポートさせていただきます。
大槻整骨院 大槻重信さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!