キンコンカン

キンコンカン

スタッフとお客様の声から生まれる唯一無二の味を、心を込めてお届け

店長さん

地域に根付いたお店として、お客様との距離の近さを大切にしています。お弁当を買いに来た方が仕事帰りにまた寄ってくれる。そんな日常の一部になることが、僕たちの喜びです。
お客様の「こんなものが食べたい!」という声を手作りで形にしながら、毎日飽きないおいしさを提供しています。
「後悔させません。」——これが僕たちの約束です。

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  • お弁当
  • 手作り
  • クレープ

Q.本店「オオサカヤ」の歴史や、お店の名前「キンコンカン」の由来について教えてください。

本店の「コンビニエンスストア オオサカヤ」は父が始めたお店で、もう40年近く続いています。
もともとは「オオサカ商店」としてスタートし、同じ時期に叔父が独立して喫茶店を開いたんです。
その喫茶店の名前が「キンコンカン」でした。

「キンコンカン」という名前には、叔父だけでなく父の思い入れも深く、昭和の歌謡曲の歌詞に「鐘が鳴りますキンコンカン」というフレーズがあったんです。
響きがよく、覚えやすいし、地域の皆さんにもなじみやすいと思い、この名前を受け継ぎました。

おしゃれな名前も考えましたが、やっぱり僕たちらしさを大切にしたいという気持ちが強くて、最終的に「キンコンカン」に決めました。

Q.「オオサカヤ」はコンビニとして営業されているとのことですが、なぜ新しくお弁当屋さんを始めようと思われたのですか?

「オオサカヤ」はもともと、コンビニのような形態で手作りのお弁当やおにぎりを提供していました。
地域のお客様の多くが男性で、特にタバコの需要が多かったんです。だから、タバコ売り場の横でクレープを焼いて売る、なんてこともやっていました。

ただコンビニという業態だけでは競争が激しく、差別化が必要だと感じていました。
そこで「手作りのお弁当」と「クレープ」を組み合わせた新しい業態を作ろうと思い「キンコンカン」を始めたんです。

店頭で焼きたてのクレープを提供するのはもちろん、すぐに食べられるように、まとめ買いもできるように冷やしたクレープも置いて、お客様のニーズに合わせられるよう工夫しています。

Q.様々なニーズに合わせて、変化されてきたのですね。お店のこだわりや、大切にしていることを教えてください。

僕は生まれたときから家の隣が店だったので、商売がすごく身近でした。ご飯を食べるのも民宿の食堂でお客さんと一緒に食べることが当たり前だったんです。
だから「仕事」という感覚があまりなくて、商売は「生活の一部」という感じですね。

その中で「お客さんとの距離が近いこと」が一番大切だと思っています。
朝、おにぎりを買いに来たお客さんが、仕事帰りにまた寄ってくれる。そんな関係性を作れるお店が理想です。

料理に関しては、「おいしいものを食べてもらいたい」という気持ちが根本にあります。ボリュームたっぷりのお弁当を作るのも、喜んでもらいたいから。
毎日食べても飽きないように手作りのお惣菜を日替わりで変えたり、いろんな工夫をしています。

Q.「キンコンカン」では、どんなお弁当やメニューが人気ですか?

実は「これが一番人気!」というメニューがないんです。

おにぎり屋さんだと思っている人もいれば、お弁当屋さんだと思っている人もいるし、クレープ屋さんだと思っている人もいます。それくらい、いろんな商品を取り揃えています。

お客様から「これできますか?」と聞かれたら、できる限りお応えするようにしているので、メニューに載っていない特別メニューを作ることもあります。
例えばエビチリを作ったら、それを気に入ってくれたお客さんが「またエビチリありますか?」と聞いてくれたり。そんなやりとりがすごく楽しいですね。

こだわりがないのがこだわり、というか。お客様のリクエストに柔軟に対応するのが僕たちのスタイルです。

Q.お弁当のメニューは、どのように考えていますか?

基本的にスタッフが自由に考えて作っています。副菜は完全にお任せで、僕からレシピを渡すこともありません。
スタッフそれぞれの家庭の味や得意料理が、そのままお弁当に活かされています。

例えば水菜と鶏むね肉をマヨネーズと梅で和えた副菜は、もともとスタッフの家庭料理でした。
試しにお弁当に入れてみたらお客様に大好評で、すっかり定番になりました。

同じメニューばかりだとお客様も飽きてしまうし、作る側も飽きるんですよね。だから、楽しみながらメニューを作れる環境を大切にしています。

Q.イベントやケータリングのサービスについても教えてください。

本来ケータリングはやっていなかったんですが「できますか?」と聞かれたら、なるべく断らないようにして対応しています。
企業の懇親会やパーティーなどで、仕出し弁当やオードブルを提供することもあります。

また鹿島アントラーズのホームゲームでは、スタジアムグルメとしてクレープを販売しています。
月に2〜3回の試合で提供しているので、試合観戦のついでにぜひ立ち寄っていただけたら嬉しいですね。

Q.これまでで、特に印象に残ったお客様とのエピソードはありますか?

たくさんありますが特に嬉しかったのは、お弁当の配達時にトラックを見た方に「やった!キンコンカンじゃん!」って言っていただけたことですね。

お店で「おいしかったよ!」と言ってもらえるのも嬉しいのですが、お店の外で、しかも僕がいないところでそう言われると、本当に喜んでくれてるんだなって実感できます。
毎日、さまざまなお客様との関わりがとても楽しくて充実しています。

Q.最後に これからお弁当を注文しようと考えている方へメッセージをお願いします。

 後悔させません!

 

– お店のおすすめ商品 – 

店頭にてコーヒークレープを購入させていただきました!

もちもちとした食感のクレープ生地に、たっぷりの生クリームが包まれ、口に入れた瞬間にコーヒーの香ばしい香りとほろ苦さが広がりました。
甘さと苦味のバランスが絶妙で、生クリームのコクが全体を優しくまとめてくれます。コーヒーの風味がしっかりと感じられるため、甘すぎず、大人の味わいを楽しめるスイーツでした。

店長さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

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