神栖メディカルクリニック

検査から説明まで、顔を見て丁寧に。あなたにまっすぐ向き合い寄り添う頼れるかかりつけ医
副院長、副事務長
医療過疎とされるこの地域で「安心して通える、頼れるかかりつけ医」を目指して2017年に開院しました。総合内科を中心に、循環器・消化器・人工透析まで幅広く対応し、夜間透析や生活習慣病のケアにも力を入れています。
空間づくりにもこだわり、医療の場に安心と温かさを感じていただけるクリニックを目指しています。「ここに来れば大丈夫」と思ってもらえる場所であり続けたいと願っています。
URL:ホームページMap:健康/美容
- 地域医療
- 生活習慣病予防
- かかりつけ医
Q.クリニック開業に至った経緯を教えてください。
神栖で勤務していた3年間の間に、地域の医療過疎の現状を肌で感じていました。特に循環器や心臓のカテーテル治療を行っていた中で、地域医療に対する課題意識が強くなりました。
医師としてだけでなく、より広い視点からこの地域に貢献したいと考え、自分のスタイルで診療を行う場として2017年に開院しました。
Q.クリニック運営において、経営面ではどのようなことを意識されていますか?
私はクリニックの裏方として、採用・診療方針の設計、銀行との連携、事業拡大まで幅広く担当しています。
総合商社での経営経験を医療業界にも応用し、持続可能な運営体制を整えることで、現場の医療スタッフが安心して患者様と向き合える環境をつくっています。


Q.開業以来、神栖の医療環境をどう感じていますか?
神栖は医療過疎とされるエリアで、人口に対する医師や診療所の数が全国でもワースト2位という状況です。実際に患者様の選択肢が限られており、必要な医療が身近にないという声を多く聞いてきました。
だからこそ、地域の受け皿としての機能をしっかり果たしていくことが当院の役割だと考えています。
Q.そういった地域ニーズに応えるために、具体的にはどのような診療を行っているのでしょうか?
当院では、総合内科、循環器内科、消化器内科、そして人工透析まで広く対応しています。特に夜間透析は仕事帰りの患者様が通いやすいよう、最終受付を19時、診療終了を22時半に設定しています。
さらに生活習慣病や慢性疾患の管理にも力を入れ、CT・エコー・内視鏡などを使って、他の病院に行かずとも診断まで行える環境を整えています。
意識しているのは、「ここに来れば安心」と思ってもらえる体制づくりを徹底することです。

Q.検査や診療に不安を感じる方への対応はどのように行っているのでしょうか?
検査や診断を受けるときに患者様が感じる不安をできる限り取り除くため、医師は対話の時間を最優先にしています。
診察中は医師が電子カルテを入力するのではなく、専任のスタッフが入力を担当し、医師は患者様の声に集中できる体制を構築しています。安心して話せる診療、それが当院の大きな特長です。
Q.予防医療としてプラセンタ注射にも取り組まれているそうですが、導入の背景を教えてください。
健康な方はなかなかクリニックに来る機会がありません。でも、アンチエイジングや体質改善に興味のある方にとって、プラセンタ注射は気軽に来院するきっかけになります。
実際に肩こりや腰痛の改善、睡眠の質向上、肌・髪の変化を感じたという声も多く、口コミやWEB経由の予約も増えています。
健康な方にも医療を身近に感じていただける一歩として大切にしています。

Q.今後さらにクリニックとして地域で果たしていきたい役割はどのようなものでしょうか?
私たちはまず、地域に根ざした「かかりつけ医」として、どんな症状でもまず相談できる存在を目指しています。
患者様が「ここに来れば原因がわかる」と感じられるよう、総合診療の体制を強化しています。
また入院や手術が必要な患者様については、地域の総合病院としっかり連携し、私たちは外来の窓口を担うことで、地域全体の医療の質を底上げしていきたいと考えています。
Q.そのために、具体的な展望や新しい取り組みの展望はありますか?
これからは診療科目のさらなる拡充を図っていきたいと考えています。
対応できる疾患の幅を広げることで、「原因はなにかわからないけれど不安がある」といった患者様にも、まず頼ってもらえる存在になりたい。
さらに地域の企業や学校との連携、産業医活動、健康セミナーの開催など、医療と地域がもっと近づく取り組みも進めていきたいと思っています。
Q.最後に読者の方へメッセージをお願いします。
神栖メディカルクリニックは、治療だけでなく、予防も大切にするクリニックです。病気のときはもちろん、健康な方にもプラセンタ注射などを通して健康維持をサポートしています。
またCTや内視鏡など検査機器が充実しており、ここに来ればしっかり診てもらえるという安心感を持っていただけます。
さらに、医師は患者さんとしっかり向き合う時間を大切にし、話を聞くことを診療の中心にしています。
手術や入院が必要な場合も、地域の病院と密に連携しているため、安心して次のステップへ進める体制が整っています。
「ここに来れば大丈夫」と思っていただける場所であることを、これからも目指していきます。
副院長、副事務長、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!