かみす消化器内視鏡クリニック

かみす消化器内視鏡クリニック

「検査がこわい」を「来てよかった」に変える診療

坂田義則院長

患者さんの不安に丁寧に寄り添いながら「選べる医療」「納得できる検査」「安心して帰れる場所」を提供することを大切にしています。地域全体の医療体制を視野に入れ、他の医療機関との連携も大切にしながら、鹿行地域の「医療の未来」に貢献する存在でありたいと考えています。
誰もが安心して来られる、開かれた医療の場として、これからも地域の健康を支えていきます。

URL:ホームページMap:健康/美容

  • 内視鏡検査
  • 消化器内視鏡専門医
  • 柔軟性

Q.どういった経緯でこの地域で開業することになったのでしょうか?

私の出身は石川県です。学生時代にサッカー部の活動で神栖や波崎に来たことがあり、この地域には以前から縁がありました。
日本医科大学からの派遣で神栖済生会病院に赴任したのが、この地域との本格的な関わりの始まりです。完全に初めての土地ではなかったこともあり、赴任当初から安心感があったんです。

Q.これまで診療を続ける中で、印象に残っている出来事はありますか?

化学療法や手術、内視鏡検査などを通じて、外科医として地域の方々と向き合ってきました。

中でも「自分が動かなければ患者さんが助からない」という状況は、特に強く印象に残っています。
そうした場面では毎回緊張感を持って診療にあたっていますし、その積み重ねが、医師としての責任感や覚悟を支えていると感じています。

Q.特に内視鏡に関して、個別対応されている理由は何でしょうか?

内視鏡検査は、初めて受ける方にとっては怖さや不安が強く、過去に痛みや苦しさを感じた方も多くいらっしゃいます。
この地域では内視鏡を専門的に扱う施設が少ないこともあり、検査を避けてきた方も少なくありません。

だからこそ、鼻からか口からか、鎮静の有無など、患者さんの状態や希望に応じた検査方法を提案し、1人ひとりの不安に向き合うことを大切にしています。

Q.院内の空間づくりについて、なにか特別に意識されたことはありますか?

クリニックに来る時点で、多くの方は不安を抱えていらっしゃいます。だからこそ設計会社さんと一緒に、明るく清潔感のある空間づくりを意識しました。
待合室ではリラックスして過ごしていただけるよう、照明や椅子の配置にも配慮しています。
初めて来られる方にも「なんだか落ち着くな」と感じていただける雰囲気を大切にしています。

Q.この地域で診療を行う上で、どのような課題を感じておられますか?

鹿行地域は、全国的に見ても医師の数が少ないエリアです。医療機関同士が連携しながら、限られた人員と設備で地域全体の医療を支えていく必要があります。
当院では、その中で自分たちにできることを常に考え、地域の方々の健康を守る一助になれるよう努力しています。
単に診療するだけでなく、仕組みとして支える意識も大切にしていますね。

Q.診療の質を支える機器や設備についてはいかがでしょうか?

当院では、富士フィルムの内視鏡システムを導入しています。国内メーカーであることに加えて、電子カルテなどの機器との連携性も高く、安心して使用できる点が選定の決め手でした。
画質の良さや操作性も含め、正確な診断に役立つと感じています。
患者さんにも、その場で画像を見ながら説明できるので、納得感のある診療が実現できます。

Q.診療そのものについて、日々大切にされていることがあれば教えてください。

診療の中で1番大切にしているのは「患者さんの声をよく聞くこと」です。
医師の判断だけで進めるのではなく、患者さんがどうしたいのか、どう感じているのかを丁寧に確認しながら治療方針を一緒に考えていきます。

診療は対話であり、信頼関係がすべての出発点になると思っています。声を聞くことが、最良の医療につながると信じています。

Q.坂田先生から、これから来院を考えている方へのメッセージをお願いします。

内視鏡検査には「痛い」「つらい」「怖い」という印象を持たれている方が多いと思います。だからこそ、そうした不安を減らすための環境づくりや、選択肢のある検査体制を整えています。
少しでも気軽に検査を受けていただき、病気の早期発見や安心につながってほしい。
検査を終えたあとに「これでしばらく安心できる」と思っていただけることが、私たちにとって一番嬉しいことです。

坂田義則院長、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

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