K-Class

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歌えて食べられる、神栖の韓国カルチャースポット

ひかるオッパ(韓国語でお兄さん)

韓国と日本の文化を気軽に体験・交流できる空間として、神栖に誕生しました。店主自身が日本と韓国の両方で暮らし、人との出会いや会話の中で育んできた経験をもとに、誰もが安心して楽しめる「居場所」を目指しています。
歌って、食べて、語らえる。韓国が好きな人はもちろん、これから知りたいという人にも開かれた場所。それがKクラスです。

URL:InstagramMap:暮らす

  • 韓国バー
  • K-POP
  • 日韓交流

Q.最初に来日された時から、人と接する仕事を意識されていたのでしょうか?

最初は交換留学という形で日本に来たんですが、正直、最初は将来の仕事は全然意識してなかったですね。
人が好きで、お酒も好きで、韓国にいると友達と遊びすぎて生活が乱れがちだったんです。だから逆に日本に来れば少し落ち着くかもっていう軽い気持ちでした。

でも、日本に来てみたら人との出会いが面白くて。国際交流会を立ち上げたり、ガイドや韓国語教室もやっていくうちに、自然と人と接する仕事が自分に向いていると感じました。

Q.福岡でバーを始めたというのは大きな転機だったと思いますが、どんな雰囲気のバーだったのでしょうか?

福岡でやったバーは本当に小さい、知り合いのスペースを借りて始めたものでした。
東方神起がすごく人気だった頃で、自然と韓国好きな人が集まってくれました。お酒を飲みながらK-POPの話をしたり、歌ったりする場として、とても居心地の良い空間でしたね。
その時の経験が、今のK-Classの原点だと思っています。

Q.K-Classの名前にはどんな意味が込められているのでしょうか?

店名のK-Classは、コロナ禍で自分が精神的にしんどかった時に観た「梨泰院クラス」にすごく励まされたことがきっかけです。
旅行業もやっていたのですが、コロナ禍でストップせざるを得なくなってしまって。自分にとって、あの時期の気持ちを乗せた名前です。

「K」は韓国の「K」だけではなく、神栖、鹿島、香取、そして僕の苗字もKで始まるので、色んな意味が重なっています。

Q.料理やカラオケ、イベントなど多彩な要素が詰まっていますが、料理に込めている思いやこだわりはありますか?

今は韓国料理が日本でもかなり浸透してきていて、チヂミやケランチムなんかを楽しんでもらっています。
うちは料理専門店ではないですが、できる限り本場に近い味を提供しているんです。バイトが入って人手が多い日はしっかり料理を出せますし、韓国の家庭的な雰囲気も大切にしています。

看板も最近変えて、今は「歌えて食べられるバー」として、気軽に立ち寄ってもらえるような場所にしています。

Q.バーだけど家族連れや学生も来られると聞きました。お客さんの層が幅広いのもこのお店の魅力ですね。

そうですね。中学生や高校生でK-POPにハマって韓国語を独学で勉強している子たちも多いです。
ママ友同士で子供を連れてくる方もいます。うちは早い時間帯はソフトドリンクだけでも全然OKですし、安心して来てもらえるようにしています。
常連のお客さんも多くて、そういう人たちに支えられてここまで来られたという思いがあります。

Q.接客で意識されていることはありますか?

特に気をつけているというより、ありのままの自分で接することが1番だと思っています。
あまり気を張りすぎると相手も緊張しちゃうので、日本と韓国というより、人と人との関係を大事にしたいです。
言葉が間違っても、今はすぐ直せるし、笑って話せるような雰囲気づくりをしています。

Q.神栖という場所でK-Classをやっている魅力とはなんでしょうか?

神栖は駅もなくて車社会なので、他のエリアとは違った空気があります。
でもだからこそ、競争が少なくてやりやすいんです。韓国好きな人が集まる店ってこの辺に他にないですし、希少性があると思います。
韓国のお店といえばあそこ、みたいに地域の中でちょっとした存在感を持てるのが嬉しいです。

Q.今後、Kクラスをどういう場にしていきたいと考えていますか?

この店は僕にとって半分遊び場のようなものでもあって、僕自身が楽しく過ごせる場所であることが1番。その雰囲気をいいなと思ってくれるお客さんが来てくれたら嬉しいです。
旅行業も本格的に再始動し始めたので、両立しながらやっていきたいですね。
大きくするというより、自分らしく続けていけたらと思っています。

Q.これから訪れる人に向けて最後に一言メッセージをお願いします。

K-Classは歌って、お酒を飲んで、ご飯も食べられる、気軽な交流の場です。
日韓交流はもちろん、世界平和とまではいかなくても、人と人がつながる場所になれたらいいなと思っています。
韓国が好きな方はもちろん、まだ韓国を知らない方にも、ぜひ一度来てみてほしいですね。

ひかるオッパ(韓国語でお兄さん)、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

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