cafe serendipity

cafe serendipity

予想もしない幸せをあなたに。心と体を温める手作りカフェ

だっぺヨンジュンさん

日々の忙しさの中で、ふと立ち寄りたくなる場所を目指しています。私たちが提供するのは、単においしい料理だけではなく、心と体がほっとするひとときです。家族みんなで一緒に始めたカフェだからこそ、手作りの温かみと、心のこもったおもてなしが大切だと考えています。
訪れた皆さんが、何気ない日常の中に少しだけ幸せを感じることができるような、そんな場所であり続けたいと願っています。

URL:InstagramMap:飲食

  • 手作り
  • 焙煎コーヒー
  • 日替わりスイーツ

Q.cafe serendipityのオープンを決めた理由やその背景について教えてください。

もともと私も妻も病院勤務をしていたんです。妻は管理栄養士として大病院で働いていたので、北海道の釧路への転勤話が出ました。
単身赴任も考えましたが、最終的には一旦病院を辞めて1年間、自分の将来についてじっくり考える時間を持つことができました。

実は、昔からコーヒーが大好きで、喫茶店を持つことが夢でした。それもあって、娘から「お父さん、カフェをやらない?」と言われ、それがきっかけで家族でカフェを開く決断をしました。
2015年、妻と娘と共に「serendipity」を開店することを決めたんです。最初は不安もありましたが、家族の協力で少しずつ形にしていきました。

ちなみに、私は毎朝早朝に放送されるラジオ「朝ぼらけ」のパーソナリティを務めている上柳昌彦さんの大ファンです。毎朝、田んぼ仕事をしながら上柳さんのラジオを聴き、その元気をもらいながら1日をスタートさせるのが日課になっています。
お気に入りのラジオを聴きながら作業をすることで、仕事へのエネルギー源を得て、特に忙しい日々でも心をリセットし、前向きな気持ちを取り戻せる大事な時間となっています。

Q.「serendipity」というお店の名前にはどのような意味が込められていますか?

「serendipity」には「偶然の幸せ」という意味があります。予期しないタイミングで素晴らしいアイデアや幸せに出会うことを願って、この名前をつけました。
妻と娘と一緒に始めたカフェなので、家族みんなの思いを込めています。お店に来てくださる皆さんに、何気ない瞬間に幸せを感じていただけたら嬉しいですね。
偶然、素晴らしい瞬間を見つけてもらえるような、そんな空間を作りたかったんです。

Q.お店をオープンする前に、大変だったことや印象的な出来事はありましたか?

最大の挑戦は「決断」することでした。病院を辞めて、全く違う世界に飛び込むことに対する不安が大きかったですね。
カフェを開くために、建物をゼロから作り始めることもとても大変でした。設計や内装、設備など全てが初めての経験でしたが、家族全員で支え合いながら進めていきました。その過程で、家族との絆も強くなり、苦労が実を結んだ時の達成感は忘れられません。

それでも、毎日ラジオを聴きながら田んぼ仕事をしていた時期、上柳昌彦さんのラジオから元気をもらっていたことが、心の支えになっていました。
朝から元気をもらい、その気持ちで1日をスタートさせることができたので、ここまで続けられたのだと思います。

Q.お店のメニューについて、特にこだわっているポイントは何ですか?

メニューのこだわりは、飽きが来ないことです。毎日違うメニューを楽しんでいただけるように、日替わりや季節の料理を取り入れています。常連のお客様にとって、毎回違う楽しみがあることを大切にしています。
また地元の新鮮な食材を中心に使い、すべて手作りにこだわっています。お米は自家製のコシヒカリを使用し、栄養面にも気を使い、妻と娘が管理栄養士としてバランスの取れた料理を提供しています。

ラジオを聴きながら、日々の作業を進めるうちに、こうしたメニュー作りのアイデアも湧いてきます。上柳さんの元気な声が、私の毎日をサポートしてくれています。

Q.「ぬくもりのある手作りごはん」として大切にしていることは何ですか?

心と体に優しい料理を提供することです。毎日新鮮な食材を使っています。地元の野菜をふんだんに使うことで、素材本来の味を大切にできるんです。
またドレッシングやソースもすべて手作りで、無添加の体に優しいものを使用しています。栄養面にも配慮し、妻と娘と共にお客様の健康を考えたメニュー作りをしています。

さらにコーヒーにもこだわりがあり、焙煎したての新鮮なコーヒー豆を使用しています。コーヒーの香りが料理と一緒にお楽しみいただけるよう、全てに気を配っています。
毎日心を込めて作業をしているので、料理への思いがより深まっているんです。

Q.お店の空間作りにおいて、特にこだわった点や工夫はありますか?

お店の空間には、温かみを感じてもらえるようにこだわりました。特注の8mの煙突を使った薪ストーブがあり、冬でも温かみのある雰囲気を感じてもらえるようにしています。
また内装には珪藻土を使用し、自然素材を活かして温かい雰囲気を演出しています。

家具は東京で選んだものを中心に揃えましたが、特に印象的なのは、弟の同級生である大工さんが作ってくれた特別なテーブルです。
お客様にリラックスして過ごしていただける空間を作ることが最も大切だと思っています。どの時間帯に訪れても、落ち着いた気持ちで過ごせる場所にしたいと考えています。

Q.地域とのつながりについて、どのような交流を大切にされていますか?

地元の方々とのつながりは非常に大切にしていますし、橋を渡ってわざわざ来てくださるお客様や、インスタグラムを見て遠方から来てくださるお客様にも、感謝の気持ちを込めてお迎えしています。

地域で採れた新鮮な野菜や地元の食材を使うことで、地元経済にも貢献できればと。
また、地域のイベントにも積極的に参加し、他のお店とも連携しながら、地域全体の活性化に貢献できれば良いですよね。
このカフェが、地域の皆さんに愛される場所になることが私たちの願いです。

Q.最後に、この記事を読んでくださる方に向けてメッセージをお願いします。

私たちのカフェは、小さな幸せを感じていただける場所です。毎日違うメニューを提供し、心と体が温かくなるような空間を作っています。
お客様に少しでも幸せを感じてもらえるよう、心を込めて料理を作っています。ぜひ「serendipity」にお越しいただき、日常の中で小さな幸せを掴んでくださいね。

– 日替わりデザートを2種類いただきました  –

黒蜜ときなこのシフォンケーキと、バスクチーズケーキをいただきました!
シフォンケーキはふわふわとした食感で、口に入れるととても軽く、優しい甘さが広がります。黒蜜ときなこの組み合わせが絶妙で、香ばしさがしっかりと感じられ、深みのある味わいが楽しめました。
クリームも甘さ控えめで、ケーキ全体の味を引き立てていて、最後まで飽きることなくおいしくいただけました。まるで、心温まるひとときを過ごしたような、落ち着いた味わいでした。

そして、バスクチーズケーキの味わいにとても驚きました。爽やかさの中に深みがあり、チーズの風味がとても上品で、重くなく、フルーツと絶妙にマッチしています。濃厚でありながらも、しつこさを感じさせず、いくらでも食べられてしまいそうなほど軽やかな後味が残ります。
ひと口食べるごとにバランスの良さが感じられ、まさに絶妙な仕上がりです。まったりとした濃厚さと、後を引く爽やかさが見事に調和していて、食べ終わった後も余韻が楽しめる素晴らしいケーキでした。

オーナーがその場で淹れてくださったコーヒーも、深みがありデザートとマッチして感動するおいしさでした。ありがとうございました!

だっぺヨンジュンさん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

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