カイロプラクティックfun

人生最後まで、元気で自由に生きるために
三宅 祐司さん、 三宅 佐弥香さん
「自分で自分の健康をつくる」ことをテーマに、施術だけにとどまらず生活習慣や心の状態にまで寄り添うカイロプラクティックサロンです。お1人おひとりに合わせた丁寧な施術とカウンセリングを通して、健康の根本を見つめ直す“気づき”の場を目指しています。
依存させることなく、最終的には卒業を目指していただく。そんな“自立を応援する場所”として、地域の皆さまとともに歩んでいます。
Map:健康/美容
- カイロプラクティック
- 骨盤矯正
- 卒業を目指す施術院
Q.まずは、「カイロプラクティックfun」を開業されたきっかけについて教えてください。
開業のきっかけは、自分自身が患者だったことにあります。20代の頃、健康だと思っていた自分の体に異変を感じ、足の長さが違うことに気づいたんです。
そこからカイロプラクティックに出会い、学びを通じて「自分で自分を壊していた」という気づきがありました。
その経験が衝撃で、やがて施術を受ける側から学ぶ側へ。資格を取得し、施術者の道を選びました。
ここ鹿嶋で店舗を構えたのは、K3カフェの安宅さんの存在がきっかけです。とても素敵な人柄に惹かれ、この場所に決めました。
Q.カイロプラクティックを学ぶ側に回られたとのことですが、その時に感じたやりがいや、目指したい方向性はどのようなものでしたか?
当時の私は「健康になりたい」という一心でしたが、学ぶほどに「健康とはなにか」を深く考えるようになりました。
最初は骨盤や背骨の歪みを整えることが目的でしたが、次第にそれは入口にすぎないと気づいたんです。
施術を通して、お客様の人生そのものが変わっていく姿を見るたびに、これはただの施術ではなく「未来を変える仕事」なんだと実感するようになりました。そこにやりがいと使命感を感じています。


Q.店名に込められた「fun(楽しい)」にはどんな思いが込められているのでしょうか?
実はこの店名、オープン前日にバタバタと決まったんですよ(笑)。「楽しい」「楽になる」「運がついている」など、ポジティブな意味を自然と含んでいます。
この場所を訪れた方には、心も体も軽くなって笑顔になってほしい。そんな願いを込めています。
Q.どのような方が来院されているのでしょうか?
来院される方の年齢層は幅広く、症状もさまざまです。慢性的な腰痛、足のしびれ、うつ伏せになれないほどの不調を抱えて来られる方もいます。
中には、どこに行っても良くならなかったという方もいて、当院で少しずつ変化が現れたと喜んでくださるんです。
大切なのは施術を受けるだけでなく、自分自身でも変わろうとする姿勢。信じて通ってくださる方は、確実に変化を感じていただいています。

Q.「自分でも変わろうとする姿勢」が大切とのことでしたが、具体的にどのようなアプローチをされているのでしょうか?
施術はもちろん行いますが、それだけではなく、生活習慣の見直しやカウンセリングも重視しています。食事・運動・睡眠はもちろん、ストレスや家庭・職場環境といった背景にも目を向けています。
単に体を整えるだけでなく、心や習慣にまでアプローチすることで、本当の意味での健康を取り戻していただきたいです。
だからこそ、1人ひとりに合わせた施術と提案を大切にしています。
Q.「卒業を目指す」という方針もとても素敵だと感じました。どのような思いがあるのでしょうか?
私たちの理想は「いつか卒業してもらうこと」です。
もちろん、ずっと来てくださるのは嬉しいですし、ありがたい。でも、それが依存になってしまっては意味がありません。
施術を受けながら、自分自身でも生活を整え、自立して健康な体を保てるようになってほしい。そのために、私たちは「伝える側」「導く側」として存在していたいんです。
最終的には、自分で自分の健康を守れるようになっていただくのが目標です。

Q.そのために、地域の中でどういった役割を果たしていきたいと考えていますか?
地域の方々にとって、「自分の健康は自分でつくるものだ」と気づいてもらえるきっかけの場でありたいと思っています。
情報があふれる現代ですが、その中から正しいものを見極め、自分で選んで行動する力を持ってほしい。病院に通う前に、自分でできることがあることを知ってもらいたい。
将来、介護が必要にならずに最後まで自立した人生を送るためにも、ここは気づきの場でありたいと願っています。
Q.今後さらに取り組みたい新しいサービスや挑戦があれば教えてください。
これからはもっと「予防」の意識を広めたいですね。
カイロプラクティックを通じて健康の本質を伝えるだけでなく、体験型の勉強会や、健康情報の発信なども強化していきたいと思っています。
特に今後は「一家に1人カイロプラクター」を目指す活動にも力を入れ、地域全体での健康レベルの底上げを図っていきたい。
自分の家族の健康を守れる人が増えると、きっと社会はもっと優しくなると思うんです。
Q.最後に、これから初めて来院される方や、記事を読んで気になった方へメッセージをお願いします。
まずは楽しみに来てください。ここは健康を押しつける場所ではなく、一緒に気づいていく場所です。
そして施術が終わったら、ぜひ隣のK3さんでおいしいコーヒーを飲んで帰ってください。
私たち自身も、来てくださる方との時間を心から楽しんでいます。
自分の健康に向き合うのはとても素晴らしい一歩。そのお手伝いができることを、私たちはとても嬉しく思っています。
三宅 祐司さん、 三宅 佐弥香さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!