占星術師 日向優仁

占星術を、人生のナビに。
日向優仁
占星術は「信じるもの」ではなく「使うもの」。人生の方向性に迷ったとき、自分らしく生きたいと願ったとき、ホロスコープは最適な道しるべを示してくれます。
論理的なアプローチで占星術を提供し、「なぜそうなのか?」を明確にすることで、納得感のある鑑定をお届けします。
自分の星を知り、人生をより良く生きるためのサポートをする。それが、日向優仁流の占星術です。
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Q.占星術に興味を持ったきっかけについて教えてください。
もともと心理テストや自己診断系の本が好きだったんです。小学生の頃から、動物占いや心理テストの本をよく読んでいました。その中でも、12星座占いが一番しっくりきたんです。
本格的に「これはすごい」と思ったのは大学時代ですね。
12星座占いの大元にある占星術を深く知っていくうちに、ただのエンタメではなく、人の性質や生き方に深く関わるものなんだと気づきました。
占星術って、科学では証明しきれない部分もあるんですけど、実際に自分の人生を振り返ると「確かに」と思うことが多くて、どんどん惹かれていきました。
Q.小さい頃から心理学的なものに興味があったんですね。でも、それとは別にエンジニアとして22年もキャリアを積まれていましたよね。そこから占星術に転身する決断をされたのは、どのようなきっかけだったのでしょうか?
エンジニアになってから「この道を選んだのは正解だったのか?」とずっと考えていました。
実は高専に入って2年目ぐらいで「あれ、なんか違うな」と思い始めていたんです。でも、理系科目の成績が良かったことや、周りの流れに乗ってそのまま進学した感じでした。
エンジニアとして働いていた間も、どこか満たされない感覚がありました。
そんな中で、19歳の頃に心理カウンセラーさんにお世話になった経験を思い出しました。そのとき、「こんなふうに人の心に寄り添う仕事ができたらいいな」と思ったんです。
それでも、すぐに転身できたわけではなく、エンジニアを続けながら模索していました。
そんなとき、占星術を学ばれている方のメルマガを読んで、「ちょっと鑑定を受けてみようかな」と思ったのが14年前です。
その鑑定で「あなたはカウンセリング的な仕事が向いている」と言われて、「やっぱりか」と、そこから少しずつ学び始め、副業として鑑定を始めました。
決定的だったのは、2021年に病気をしたことですね。
エンジニアの仕事と占星術の両立を続けていたんですが、体が悲鳴を上げてしまって、「もう腹をくくるしかないな」と思い、起業しました。
ちょうどそれが、師匠の鑑定で「6年後に独立する」と言われていたタイミングだったんです。


Q. まさに占星術に導かれたような流れですね。それまでのエンジニアの経験は、今の占星術の仕事に活かされていますか?
めちゃくちゃ活きていますね。
占星術って、一般的には「ふわっとしたもの」だと思われがちなんですが、僕はエンジニア出身なので、ロジックで説明することを大事にしています。
例えば「この星の配置だからこういう性質を持っています」と言うだけじゃなく、「なぜこの配置だとそうなるのか?」を論理的に説明するんです。
僕自身、理由がわからないと納得できないタイプなので、お客様にもきちんと根拠を伝えるようにしています。
また、占星術の鑑定はデータを読み解く作業でもあるので、理系の分析力も活きていますね。
「この星がここにあるから、こういう傾向がある」というのを、構造的に捉えるのは得意かもしれません。
Q.たしかに、占星術をロジカルに説明してもらえると、より納得感がありますね。そういえば、サソリ座に特化した活動をされていますが、なぜサソリ座にフォーカスされたのでしょうか?
僕自身がサソリ座なんですよ。それも、ホロスコープを見るとかなり強めのサソリ座気質を持っているんです。
サソリ座は、簡単に人に心を開かないとか、一度決めたらとことんやるとか、極端な気質を持っているんです。
でも、その分すごく深い絆を大事にするし、何かを極めることが得意。
そういう「サソリ座ならではの生きづらさ」や「強み」を理解できる人がいたらいいなと思って、「サソリの巣」というコミュニティを立ち上げました。
そしたら、なんと3週間で800人も集まっちゃったんですよ。
やっぱりサソリ座の人は「自分のことを理解してくれる場所」を求めているんだなと実感しました。

Q.サソリ座の特性を活かして、同じサソリ座の方々を支援されているんですね。
ビジネスオーナーや女性起業家向けの鑑定もされているとのことですが、どのようなサポートをされているのでしょうか?
企業のブランディングや、ビジネスの方向性をホロスコープをもとにアドバイスしています。
例えば「このビジネス、本当に自分に合ってるのかな?」と悩んでいる方には「あなたの星の配置的に、こういうスタイルのほうがしっくりくるはずですよ」と具体的にお伝えします。
また、時期を見ることもできます。
「この時期は新しいことを始めるのに向いていますよ」とか、「ここは一旦立ち止まって見直したほうがいいですよ」といったアドバイスも可能です。
さらに、チームやパートナーとの相性を見ることもできるので、人間関係の悩みを解決する手助けにもなりますね。
Q.自分を知ることで人生が変わるんですね。そんな占星術を、これから学びたい・活用したいと考えている方に向けて、アドバイスをお願いします。
まず、占星術は「信じるもの」ではなく「使うもの」だということを知ってほしいです。
インターネット上にはたくさんの占星術の情報があります。そこでまずは、自分や家族、身近な人のホロスコープを読んでみてください。
その時は自分の太陽星座だけでなく、月星座や他の天体の配置も見てみると、より深く自分を理解できるようになります。
ただし、ネットの情報だけだとどうしても断片的になりがちなので、できれば「なぜそうなるのか」をしっかり説明できる人から学ぶのがオススメです。
そして、占星術を学ぶときは「未来を当てること」にこだわりすぎないでほしいですね。
大事なのは「どう生きるか」。占星術を通じて、「自分が本当に大切にしたいもの」を見つけ、それを実現するために使ってほしいと思っています。

日向優仁さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!