2026年1月23日(金)、三城にて、萬徳寺(真言宗 大覚寺派 無量寿山)の岩堀副住職をお招きし、関係者の皆様による新年の食事会を開催しました。
今回は県議や医師の方々も参加され、18名が集う華やかで温かな雰囲気の中で、貴重なお話とおいしい料理を共に楽しむひとときとなりました。
会の中心となったのは、岩堀副住職の修行体験のお話でした。
昨年、副住職が挑まれた「虚空蔵求聞持法」という真言宗の厳しい修行について、その実体験を語ってくださいました。
9月1日から10月21日までの約2ヶ月間、雄山寺奥の院にて、完全に1人きり、エアコンもなく、スマホも持たず、人と会うこともない隔離された空間での日々。連日35℃を超える猛暑の中、密閉された空間でひたすら真言を唱え続け、衣は汗でびしょ濡れになり、「帰りたくて帰りたくてしょうがなかった」と正直に語る副住職の言葉に、参加者は聞き入りました。
しかし、その過酷な修行の中で、普段はスマホや外からの情報に囲まれた生活では決して辿り着けない場所へ行き着いたと言います。自分自身と向き合い、忘れていた過去の記憶が次々と蘇り、様々な思いがこみ上げてくる時間。
「今振り返ると、すごくいい時間だった」という言葉には、修行を終えた者だけが知る深い充足感が宿っていました。多忙な日々を送る経営者の方々も、副住職の話に真剣に耳を傾け、質問を投げかけ、それぞれが「自分と向き合う」ことの意味について思いを巡らせる様子が印象的でした。

話題は副住職のお話だけにとどまらず、テーブルを越えて様々な話題が広がっていきました。普段の生活では交わることのない顔ぶれが集い、立場や経験を持ち寄りながら語り合う姿は、まさにこの会ならではの光景でした。
参加者同士が楽しそうに副住職と言葉を交わし、笑顔がこぼれる様子に、場の温かさが伝わってきました。

またInstagramのライブ配信も行い、リアルとネット、両方で盛り上がる新しい形の集いとなりました。画面越しにも温かな空気が伝わり、コメントが飛び交う様子に、会場でもさらに笑顔が広がりました。
料理も素晴らしく、三城の島田社長からは美味しい日本酒を提供いただき、杯を傾けながらの語らいは格別でした。料理と共に参加者同士の会話も弾み、初めて顔を合わせる方々との出会いや、深い話から笑いまで、終始心が満たされる光景が続きました。

今回の食事会は、おいしい料理を囲む場でありながら、自分自身と向き合うこと、そして目の前にいる人と真摯に向き合うことの大切さを改めて感じる時間でもありました。
人と人がつながること、想いを共有すること、そして一緒に笑うこと。新しい年の始まりに、心静かに、そして温かく語り合えたこの時間が、2026年のそれぞれの歩みに小さな灯りを灯すものとなっていくことを感じさせる夜でした。
<参加者一覧(順不同)>
