montblanc

地元の味、心の味、40年以上の歴史が紡ぐ甘い物語
小堀さん
1979年創業以来「地元に愛されるスイーツ店」として歩んできました。笠間産岩間和栗や鹿嶋産サツマイモなど地元の素材にこだわり、季節感あふれるスイーツを提供しています。
看板商品はもちろん、新しいスイーツ開発にも挑戦。鹿嶋アントラーズとの縁を大切にし、地域の象徴としての役割も担っています。
目指すのは「ここでしか味わえない特別なひととき」をお届けすること。訪れるたびに新しい発見と笑顔をお楽しみください。
URL:ホームページMap:飲食
- ケーキ
- チョコレート
- モンブラン
Q.「montblanc」という店名に込められた思いや由来を教えてください。
特別な思いがあったわけではないんですよ。ただ、覚えやすい名前にしたいと思いました。
モンブランというケーキがあるので、親しみを感じてもらえると思ったんです。
また、スイスの山「モンブラン」も私の好きな場所です。名前を聞いて山を連想する方もいらっしゃる通り、自然や山への憧れも込められていますね。
当時はフランス地方の地名を使った店名が流行っていたんですよ。
Q.創業は1979年と伺いましたが、お店を始めるきっかけはなんだったのでしょうか?
都内で修行を積む中で、お客様がケーキを食べた瞬間の笑顔を見るのが本当に嬉しくて、それが自分の店を持つ原動力になりました。
「シュークリーム1個でもいいから、自分が作ったものを提供してみたい」という気持ちが強くなり、地元で小さな店を開業しました。
最初は試行錯誤の連続でしたが、地元のお客様に支えられ、気がつけば40年以上続けてこられました。


Q.看板商品「モンブラン」にはどのようなこだわりがありますか?
地元の素材を活かすことを大切にしています。笠間産の岩間和栗を使ったモンブランは風味が豊かで、上品な甘さが自慢です。
素材の味を引き立てるために、甘さの加減や食感には特に気を配っています。また、和栗を使用することで、日本らしい味わいをお届けできるのも魅力ですね。
お客様の中には「ここに来たら絶対モンブランを食べる」という方も多いんです。
Q.店内を拝見して、アントラーズに関連する商品や装飾が目を引きました。その背景を教えてください。
クラブハウスが近いこともあり、アントラーズとの関係は自然と生まれました。
私自身、高校時代にサッカーをしていたこともあり、選手たちを応援したい気持ちが強かったんです。
最初は選手の似顔絵をモチーフにしたケーキを作ったり、グッズを飾ったりしていたのですが、選手の方々も気に入ってくださり、試合の日には地方からのお客様が訪れるようになりました。
今でも、引退された選手が「ただいま」と言って来店してくださることがあり、感慨深いですね。

Q.季節限定の商品やロールケーキなど、メニュー開発のポイントは?
季節感を大切にして、旬の素材を活かした商品を作るようにしています。例えば、イチゴのタルトや鹿嶋産のサツマイモを使ったスイートポテトなどです。
また、地元とのつながりを感じられる「アントラーズ通りロールケーキ」なども開発しています。ロールケーキにはスフレ生地を使用しており、ふんわりとした食感が特徴です。
どのケーキも、1つひとつ丁寧に作り上げています。
Q.リピーターや常連のお客様から寄せられた感想で、特に印象に残っていることはありますか?
結婚式用の特注ケーキを作ったとき、新郎新婦から感謝の言葉をいただいたことは今でも心に残っています。
また、「美味しかったからまた来ました」という声をいただくと、本当に嬉しいですね。
長年通ってくださるお客様が多い一方で、試合の日には地方から初めてのお客様も多く訪れてくださり、新しい出会いも楽しみの1つです。

Q.地域密着のお店として、これからどのような挑戦を考えていますか?
新しい素材や話題性のあるアイデアを取り入れながら、地元のお客様に喜んでもらえる商品を作り続けたいです。
例えば最近では焼き芋の人気が高まっていますが、地元のサツマイモを使った新しいスイーツにも挑戦してみたいですね。
またお店が古びないよう、内装や雰囲気にも気を配っています。
せっかく足を運んでいただくので、お客様にとって特別な体験となるように心がけたいです。
Q.最後にこれから来店されるお客様に一言お願いします。
創業から40年以上、地元の人々に愛され続ける「モンブラン」です。
季節の素材や地元産の食材にこだわり、訪れるお客様に特別な体験を提供しています。
鹿嶋市に足を運ぶ際は、ぜひこの心温まるスイーツとともに至福のひとときをお楽しみください。
小堀さん、本日は素晴らしいお話をありがとうございました!